JASDF RF-4E 50th Aniversary 501SQ ~Make~

[RF-4E 50周年記念塗装機]です。
TAMIYA 1/32 F-4EJをベースに制作していきます。
BLACK BOX製コンバージョンキットを使用しました。
尚、製作記ではF-4EJ改と共通する部分は基本的に省略しています。

BlackBoxのレジンパーツを取り付けるため機首の下半分をエッチングソーで切り取ります。

機体パーツでパテ埋めの必要な物も先に接着し整形まで済ませます。
パテ埋めに使用したのはWAVEの「黒い瞬間接着剤」かなりいいです。これ。
乾燥時間はもちろん粘度、切削性、視認性と今のところ欠点らしい欠点が見つからないくらい。少し接着力が弱いのでもっぱらパテとして使用。

いよいよレジンパーツの摺り合わせに入りますが自衛隊機の装備と一部異なる部分があるので加工していきます。
まず一番の違いが高高度パノラミック・カメラが装着されている部分の形状です。
この部分を正確に彫り込むのはかなり難しいので今回はフライスを使用しています。
バイスに正確に水平、垂直を出して固定しエンドミルにて彫り込んでいきます。

彫り込み完了。

長距離側方カメラは取り外されており側面のカメラ窓から対面が見えている写真が多数あります。
のでカメラ窓が開口するようこちらもフライス加工。

仮組。
ノーズコーン側レジンパーツが少々太い事をのぞいてパーツの合いは概ね良好です。
ただモールドに関しては激甘ですので筋堀りとリベットは起こしておきましょう。

主翼下面パーツとの合わせ。
ねじれがあったので湯につけて修正しました。

インテークベーンの当たる部分が低いのでプラ板を使いかさ上げします。

先程くりぬいた部分及びカメラ収容部をつや消しの黒で塗装。

高々度パノラミック・カメラを製作。
レンズ部分はアクリル棒より、本体上部(くりぬいた部分に装着)はプラ棒+パテで。

細部の塗装後接着。
レンズをはめてカメラ部分はひとまず完成。
この後マスキングテープで保護しておきます。

各レジンパーツに真鍮線でピンを打ち、瞬間接着剤で固定。
段差を黒い瞬着でパテ埋めしながら摺り合わせしていきます。
結構モールドが消えてしまったので彫り直しました。

スタビレータを組み立て。

左右のスタビレータを分割する前に1mmのドリルで貫通穴を開けておきます。
これをやっておかないと左右のスタビレータの軸を合わすのがとても難しくなります。

軸の部分を残してカット。

RF-4Eでは前縁スラットが無いためパーツ裏面の出っ張りに沿ってナイフを入れカットしてやります。

この後ヤスリで表面を整え上下を接着。

筋彫りとリベットを打って完成。

後部スパローステーションを埋めます。
まずはプラ板を適当な大きさにカットし接着。

周りに余分なパテがつかないようマスキングしポリパテを盛ります。

ヤスリで成型。

筋彫りとリベットを打ち直しておきます。

主翼下面パーツを機体に接着しました。
機首レジンパーツと主翼パーツの合わせ部分はこのようになります。

インテーク内部の塗装及び、インテーク取付により塗装が難しくなる部分に塗装を施し接着しました。
ブルーメタリックに使用したのはMr.カラー80番と65番を1:1にFinisher’sのファインシルバーを調色した物を使用。
もう少し深みが欲しいので最終的にはさらにクリアーブルーでコーティングする予定です。

増漕を制作。
センタータンクはF-4Jのパーツを使用。

各地航空祭で装着されていたパッケージポッドも装着します。
実機ではマルヨンの増漕を一部切断したものが使用されています。
ハセガワの1/32マルヨンのパーツの尾部を切断し筋彫りを彫り直し制作しました。

前脚扉の制作です。
プラ板積層+プラ板箱組で制作しました。
ライト部分には最後にレンズをはめ込むので反射板の表現は施していません。

裏側ライトケースです。

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